はじめての方へ

“派遣”という働き方がはじめての方に、派遣について説明いたします。

派遣の働き方、その仕組み

世の中には、正社員、契約社員、パート、アルバイトといったいくつかの働き方がありますが、そのなかのひとつです。

正社員や契約社員。パート、アルバイトが雇用契約を結ぶ会社と勤務先が同じであるのに対して、派遣スタッフが契約を結ぶのはB.T.Pであり、働く場所はB.T.Pと契約を交わしている会社になります。

下の図をご覧ください。


派遣



正社員や契約社員など

B.T.Pはあなたの要望を聞き、労働条件に合った企業の仕事を紹介します。雇用契約が結ばれると、仕事は勤務先での指示に従ってもらいますが、給与はB.T.Pから支払われます。また社会保険などの福利厚生もB.T.Pのものが適用されます。つまりB.T.Pと勤務先のふたつの会社と関わる点が特徴です。

一方、正社員やパート、アルバイトといった雇用関係では、直接企業と契約を結び、福利厚生は企業のものが適用され、給与も企業から支払われます。

派遣スタッフとB.T.Pとの雇用契約が成立するのは、派遣先企業が決まってから。登録だけでは雇用関係は成立しておりませんのでご注意ください。また派遣期間が終了すると同時に雇用契約も終了。契約終了後はご希望に応じて、次のお仕事についてのご相談の受け付け、ご提案をさせていただいております。

派遣のメリット

メリットは“自分に合った仕事を選択できること”にあります。

自分に合ったとは、職種や仕事内容だけでなく、勤務期間や勤務時間、仕事をする場所も含まれます。あなたのライフプラン、ライフスタイルに合わせた選択が可能なのです。

B.T.Pにはさまざまなお仕事があります。大学では、研究室での秘書業務をはじめ、研究費管理業務や、語学が得意ならば留学生支援業務もあります。また一般的な企業での事務や総務、経理事務に加えて、携帯電話販売の接客業務や工場での製造業務のご用意もございます。

またいろいろな企業で仕事を経験できることは、視野を広げることにもなります。

紹介予定派遣について

1986年に派遣法が施行されてから、人材派遣市場は急速に拡大しています。それに伴い新たな派遣のスタイルも登場しています。それが「紹介予定派遣」です。

これは派遣先に直接雇用されることを前提に、一定期間派遣社員として働き、派遣期間が終了するタイミングで、派遣社員と派遣先の企業が合意に至れば、正社員や契約社員として採用が決まるというもの。派遣期間は一般的に3~6か月となっています。

この雇用形態の最大のメリットは、自分に合った職場で働きたいという“求職者”と、いい人材を採用したい“企業”が、互いを見極める期間を持つことができること。

就職や転職では、仕事内容や職場環境、人間関係などで自身が想像していたものと異なるケースが少なくありません。このギャップを減らし、安定した雇用関係からスタートできるのは魅力でしょう。また働くからには長く働きたいと希望される方や、就職や転職が初めてという方でも効率よく就職活動ができます。

また自己PRが苦手な方や業務未経験からスタートする方、職場環境を確かめてから社員になりたい方などにも向いているシステムです。

最近では企業からの紹介予定派遣への要望が増えてきています。
将来を考えるうえで、ぜひご利用ください。